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胃がんとは?

胃がんは、粘膜内の分泌細胞や、分泌液の導管にあたる部位の細胞から発生します。

胃炎などの(炎症)の後、胃粘膜は腸の粘膜に似た腸上皮化生と呼ばれる粘膜に置き換わりますが、その粘膜はがん化しやすいといわれています。

胃がんの発生と進行

胃がんは、粘膜内の分泌細胞や、分泌物を胃の中に導く導管の細胞から発生します。はじめは30~60ミクロンの大きさから出発し、年単位の時間がかかって5mm程度の大きさになるころから発見可能になります。

粘膜内を横に拡がっているうちはよいのですが、胃壁の外に向かって粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜へと徐々に深く浸潤(しんじゅん:がんが周囲に拡がること)をはじめると、それに伴って転移しやすくなり、予後(治療による今後の見通し)が悪くなってきます。

胃がんの発生ステージ

病期はⅠ~Ⅳまでありますが、数字が大きいほど、またAよりもBの方が、がんが進んでいることを示します。

がんの種類