近年、新聞、雑誌、テレビ、インターネット等で代替医学・代替医療を求める患者が各国で急増しております。
アメリカでは、1992年に米国国立衛生研究所 (NIH)という世界的な最先端医学研究施設の中に、代替医療事務局が設立され代替医療を科学的に研究しております。現在アメリカではハーバード大学を始め医学部に「代替医療研究センター」が20校以上にもなり、診療・教育研究が行われています。
わが国でも厚生労働省の研究班が代替療法について、がん専門病院やホスピスなど全国60以上の施設の患者さん数千人にアンケートをして、その効果や副作用を調査し、2002年秋までにデータをまとめています。